金融

消費者金融の顧客管理

消費者金融などの金融業者にとって、与信審査と並んで重要なのが顧客管理です。きちんと毎月返
済を履行してもらうことが、健全な会社経営となるからです。それには顧客の情報を正確に把握し
、トラブルが発生する前に事前に対処していくことが重要となってきます。

実際、大手の消費者金融はそういった顧客管理がシステム化し、的確な債権管理が実行されていま
す。

督促の電話

返済が遅延した顧客に対しては、管理部から督促の電話をかけていきます。といっても、顧客数が
多い大手などでは毎月膨大な数の遅延者がいますので、その日に連絡をする顧客リストを作成し、
そのリストの順番に沿って電話をかけていきます。

殆どの場合、支払いの遅延者はうっかりミスであることが多く、「何日までに支払います」という
確約が取れればそれで終了です。それ以上の催促等はありません。

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督促電話に出ない場合

しかし、何度電話をかけても出ない遅延者に対しては、返済不能になっている状況の要因(他社か
らの借入状況)が確認されます。通常、三か月以上遅延をすれば、信用情報機関の事故情報に登
録されます。

たいていの場合、電話に出ないような人は支払い不能に陥っている場合が多く、他社からの借入が
かさんで多重債務状態が殆どです。そういった顧客については、自己破産をされてしまうと融資金
を焦げ付かせてしまうことになりますので、やんわりと相談(カウンセリング)をしていきます。

以前ならば、取り立て専門の社員が遅延者の自宅や勤務先へ出向き、厳しい取り立てを実行してい
ましたが、規制法によって制限をされていますので、現在ではそうもいかないようです。早い話が
支払い遅延者のほうが法に守られているといっても過言ではありません。

それでも支払いが出来ない場合は、本社の債権管理部が対応することとなります。