消費者金融の審査

審査のシステムについて

貸金業者から金銭を借り受けるためには、たとえ少額であっても必ず審査を通過しなければ貸してもらえません。その際の審査については、各金融業者によって相違するものの、主な審査項目についてはどの業者も似通ったものです。

ただ、申し込みの方法によっては対応が違ってきます。パソコンやスマホからの「ネット申し込み」、金融業者の店舗に出向いての「店舗内審査」、「無人契約機」を利用しての審査などがあります。

ネットで申し込み 店舗内審査 無人申し込み

申込書の記載と身分証明

どの申し込みの手段であっても、一番最初のステップは申込書の記載から始まります。ネット申し込みなら端末で記載欄の文字を埋めていき、店舗や無人契約機での審査なら手書きで記入欄を埋めていきます。

記載項目は、「氏名」「住所」「生年月日」「性別」「職業」「勤務先」などで、その他にも「居住年数」「ローンの有無」「現在の年収」などの項目があります。

申込書の記載が終われば、身分証明書を提示しての本人確認です。窓口審査や自動契約機なら運転免許証か社会保険証を提示することで完了しますが、ネット申し込みの場合は運転免許証か社会保険証を撮影した画像を送付することで本人確認となります。したがって、申し込みをする前に予め撮影をして画像化して端末に保管しておいたほうが迅速に進めるでしょう。

身分証明書

勤務先への在籍確認

申込書を記載して身分証明書を提出した後は、勤務先への在籍確認がなされます。といっても簡単なことで、個人名で「〇〇さんはおられますか?」と訊ねて「今日はお休みです」「現在席を外しております」といった返答がくれば終了です。

しかし、「そのような者は当社には在籍しておりません」などと返答されてしまえば、在籍確認は失敗です。無職の人間が虚偽の勤務先を記載した場合、このような結果になってしまいます。その場合は即審査は終了となり、本人の目の前で折角記載して申込書は破棄されてしまいます。しかもそれだけではなく、この事実が信用情報センターの個人情報に上書きされてしまうことから、今後ますます審査で不利な状況に追い込まれてしまいます。

ただ、現在の大手カードローンのweb申し込みでは勤務先への在籍確認が省略される傾向にあります。ネット申し込みの性格上24時間受付なので直ぐに在籍確認が取れないことと、信用情報センターの個人情報の精度がアップしたことなどがその理由です。

スコアリングによる審査

申込書の記載と身分証明書の確認が終われば、審査に入ります。審査については様々な項目にポイントをつけて、そのポイントの合計によって融資の可否を判断します。これをスコアリングシステムによる審査といい、現在では大手や準大手の消費者金融などが採用しています。

スコアリングされる項目とは、申込書に記載した「居住状況(持ち家か借家」「居住年数」「勤続年数」「年収」「年齢」「配偶者の有無」などで、その他にも信用情報センターの個人情報から「借入総計」「借入総数」「過去の借入履歴」などにポイントがつけられます。

審査項目

店舗内審査の利点

各審査項目を機械的に融資の可否を判断するスコアリング審査に対し、店舗内での審査の場合は人間対人間が直接向かって応対することから、機械的なスコアリング審査にはない「人間性を判断」する効果があるといわれています。それは審査を担当する支店長の仕事となりますが、彼らの人を見る目に期待するより他はなりでしょう。

そのためには、清潔な身だしなみをしてハキハキと受け答えをすることは当然のこと、お茶を出されてもちゃんとお礼をするぐらいの気遣いも欲しいものです。