ヤミ金融

金融業者の出店場所

魚のいない場所で釣りをしても釣れないのと同じで、借りる人間がいない場所で貸金店舗を開いたところで、利益は期待できません。したがって、大半の貸金業者は借りる人間がいる場所で店舗を構えています。

但し、人間の心理として、お金を借りることに対する後ろめたさがあることも事実で、出来ることなら借りる姿を誰にも見られたくないと考える人が多いようです。

大手銀行系の消費者金融は、駅前ビルで堂々と営業をしていますが、中堅以下の消費者金融の多くは繁華街の雑居ビル上階で営業をしています。上階で営業する理由は、やはり誰にも見れらたくないという人間の心理を考慮したもので、上階なら通りからはどの部屋を訪ねたか分からないことに起因します。

また、それとは別に、駅界隈の雑居ビル上階なら家賃も安く利便性が高いというのも、選択する理由の一つでしょう。以下は消費者金融が出店をする際の地域特性です。

  • 人口が3万人以上の市町
  • 駅に隣接する商業地の雑居ビル
  • 第三次産業従事者が多い
  • 商業吸引力が強い
  • 小売店の年間販売額が多い
  • 一世帯当たりの所得が低い

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違法業者の出店場所

ヤミ金融などの違法業者の場合も消費者金融と同様、雑居ビルの上階で営業しています。但し、あくまでも違法業者ですので顧客に通報されれば営業終了となります。したがって、直ぐに店を畳んで逃げられる体制を常に整えているのがヤミ金融の基本といっても過言ではありません。

同じ場所で継続して営業をしている違法業者は皆無で、殆どは一年以内で移転をしているはずです。

店舗については、都会の商業地にある雑居ビルが多く、中にはマンションやレンタルオフィスを使って営業している業者もいます。また、携帯のみで金貸しをしている090金融といった違法業者もいます。

店舗を持たない闇金融

貸金業を営むには必ず本店の店舗となる物件が必要で、代表となる固定電話と目の付く箇所に貸金業登録番号を設置することも義務付けられています。したがって、店舗を持たない貸金業者や固定電話ではない携帯電話を代表電話にしているような業者は正規の貸金業者ではありません。間違いなく違法業者です。

代表的なのはパチンコや賭博場の近くで直接金貸しをしているパチンコ金融、携帯電話で取り引きをしている090金融などです。彼らは5万円程度の小口融資が主ですがトイチとかの高金利で貸し付けていますし、支払いが滞った人などへの取り立て行為についても現在の貸金業法から遠く乖離した手法で行っています。